ABOUT YAME-TEA

八女市は熊本県と大分県に隣接する福岡県の南部に位置し、茶の栽培に最適な風土で、上質なお茶の生産地として知られています。特に山間部は、寒暖の差が大きく茶畑に立ちのぼる霧が適度に日光を遮るため、茶葉の苦みは抑えられ、旨み成分が促進されます。また、昔ながらの稲わらをつかった被覆を行い、旨み成分をさらに高めた「伝統本玉露」の生産が日本一で、八女の玉露は全国茶品評会にて10年以上農林水産大臣賞を受賞し、高級茶のブランドを築きあげました。八女茶の特徴である「甘くてコクがあり、旨みが強い」味は、自然が育んだ大地の贈り物です。

お茶の種類と特徴

【玉 露】 Gyokuro

特殊な栽培方法からうみだされる、
とろりとした口当たりと独特な甘みが魅力。

新芽が出たあとに稲わらやすまきで茶の木を覆い、約2〜3週間日光を遮って育てます。そうすることで渋みが少なく、旨み・甘みが多い茶葉になります。この栽培法により生まれる「覆い香」という独特の香りも特徴です。 →玉露商品を見る

【煎 茶】 Sencha

日常的に飲まれているお茶。
すっきりした味わいが人気です。

さわやかな香り、ほどよい苦みと甘み。バランスがとれた味わいで、緑茶といえば煎茶と言われるほど広く飲まれています。親しみやすいお茶ですが、淹れ方にすこし気をつければ、驚くほどのおいしさが楽しめます。 →煎茶商品を見る

【白 折】 Siraore

苦みが少なく、独特のさわやかな香りが特徴です。
淹れやすいお茶として知られています。

選別された茶葉の茎の部分を集めたもので、「茎茶」とも呼ばれます。清涼感があり、他のお茶にくらべても甘みを感じられる格別な味わい。特に玉露の白折は「雁ヶ音(かりがね)」ともよばれ珍重されています。白折は価格的にも手ごろなのでお茶を愛好される方に人気があります。 →白折商品を見る

【ほうじ茶】 Houjicha

高温で焙煎し、香りを引き立てたお茶。
クセがなく、食事との相性がいいお茶です。

お湯を注いだときの香ばしい香りは絶品。焙煎中にカフェインやタンニンが減るため胃腸への刺激が少なく、お子様から高齢の方まで幅広く飲んでいただけます。温かくても、冷たくても美味しく、年中楽しめるお茶です。 →ほうじ茶商品を見る

【玄米茶】 Genmaicha

カフェインが少なくあっさりとした味わいは、
普段使いのお茶として好まれています。

煎茶と炒った玄米をブレンドしたお茶です。体への刺激が少ないのでお子様から高齢の方まで、毎日安心してたっぷり飲むことができます。香ばしく奥深い味わいは女性を中心に人気があります。 →玄米茶商品を見る

【粉 茶】 Konacha

手早く淹れられるうえ、色・味ともに濃厚。
価格も非常にお手頃なお茶です。

淹れ方も価格も手軽で、旨みもしっかり味わうことができるので、普段使いや時間がないときに最適です。目が細かいこし網を使えば、急須なしでも淹れることができます。 →粉茶商品を見る

お茶の淹れ方もちょっとしたことで、味が大きく変わってしまいます。
基本的なお茶の淹れ方をご紹介いたします。
茶葉を少し多め、少しぬるめの温度で丁寧にいれるのがコツです。

(1) お湯を適温に

お茶を沸騰させ、湯呑に注ぎ、しばらくおいて80℃位に冷ます。
玉露は50℃程度で少なめのお湯で。

(2) 茶葉はほんの少し多めに

急須に茶葉大さじ1.5杯を入れる。

(3) 静かにお湯を注ぐ

さましたお湯を急須に注ぎ、約40秒程度(玉露は2分程度)
揺らしたりせずに抽出します。

(4) 最後の一滴こそおいしい

一滴も残さずに出しきって下さい。
二煎目は、お湯を入れてすぐ注いでかまいません
※時間がたつと茶葉が蒸れすぎておいしくありませんので、
おいしく飲むには一度に2〜3煎分出し切ることがコツです。